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手仕事は、人間が行なってきた創意工夫の手仕事教育って何でしょうか? まだ日本では聞き慣れない言葉かもしれません。 世界のシュタイナー学校では、小学校1年から高校生までの生徒が、 学校のカリキュラムの一環として手仕事を学んでいます。

子どもたちは、編み物、縫い物、刺繍、羊毛フェルト、 洋裁、木工、金属工芸、製本など、多岐にわたり、 自分の手で物を作ることを学んでいます。

これは、将来の職業訓練として学んでいるのではなく、色選びからデザイン、パターンまで、自分たちで考えてものを生み出すことによって、 想像力や創造力、自分の手からものが生み出される喜び、生きていく力を育んでいるのです。 パターンや製図は使いません。作るものの目的や用途を考えながら、 先生は子どもたちの中から湧いてくる発想力を刺激しながら、物として形になるように指導します。 子どもの発達段階に考慮しながら進めていくことも、大切と考えられています。

子どもは、一足飛びで大人にはなりません。

一段、一段階段を登りながら大人になっていきます。その年齢でなければ、開花させられないものがあります。

ですので、手仕事を教える先生たちは、子どもの発達段階についても深く学んでいます。

使う素材も慎重に選ばれます。羊から毛糸を、綿から綿糸を、蚕から絹糸を。草木花から色を、木や石から道具を。

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自然からの素材に自分たちの手を加え、暮らしの中で役に立つものを美しく作るということを学びます。 自然素材で作られた物は、その役目を終えた時、土に再び還っていきます。

自然の循環の中で人間は暮らしているということを、知識としてではなく物づくりを通して、感じて体感させるのです。 これから、ますます持続可能な社会の実現が大事だといわれています。

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小さな頃から手を動かすことのできる人間、自然の循環の中に生きているという実感を 持っている人間を育てていくことは、ますます必要になってきます。 手仕事教育には、その一端を担う力があると考えられています。

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